今日の相場(2025.8.14)

今日の相場

今日はくすりの窓口の決算があった。

結論から言うと好決算だったと市場は思っていて17.63%の上昇をした。

軽く分析をしてみる。

合計

前期比

売り上げ:11%

営業利益:65%

進歩率

売り上げ:24%

営業利益:29%

経常利益:30%

このまま順調に売り上げが進歩していけば上方修正が第2Qからでてくる可能性はある。

去年も第Q2から上方修正していったので可能性は大きくある。

細かく見ていく。

①メディア事業について

・売り上げ:前期比9%上昇

・営業利益:前期比42%上昇

順調に増えていて問題なし。

このまま増えていけると考えられる。

処方せんのシュアも1.7%と少ないので拡大の余地は大きいと考えられるので将来は明るい。

新しいトピックス

・処方箋ネット受付の機会損失を防ぐ施策

予約した薬局店舗に薬の在庫がない場合の解決策である『機能』。キャンセルデータと薬の在庫データをもとに自社グループの予約患者様の離脱抑止や商圏内のキャンセル予約にアプローチが出来る。

1089店舗獲得。このようなシステムはおそらく3カ月~1年ぐらいはお試し期間があると考えられるから利益が反映するのは遅れてくると思う。なのでまだ利益として反映はしていないと考えられるので来期に期待。

・店舗での業務効率化施策

AI受付:調剤薬局の人件費高騰や薬剤師不足の課題に対する施策として店舗内の基本受付業務をAIが自動化するシステム

・その他
◇処方箋受付機
◇お薬の受取りロッカー
◇発券機

これもお試し期間があるので遅れて利益が上がってくると思われる。

①メディア事業について感想としては順調に売り上げ、利益も上げていて順調だと考えらる。新しいトピックスの施策はお試し期間があると思われるので反映されるのは遅くて来期になってくるので来期も既に期待出来るので長期で持っていて安心できる。

②みんなのお薬箱について

・売り上げ:前期比12%上昇

・営業利益:前期比15%上昇

ストック粗利が最高益になっていて順調に増えている。自分が考えていたよりも順調に増えていて期待以上だった。取引施設も去年よりも約2000施設増えていた。

しかし、施設のシュア10%超えてきたのでそろそろ増えるスピードは鈍化してくるかもしれない。

新しいトピックス

・不動在庫サービスの拡大

不動在庫サービスについては、キャンペーン等による営業施策により、中堅・大手の導入が進み、不動在庫サービスの流通額とそれに伴う手数料が増加いたしました。

・みんくす電気

全国の医療・薬局・介護施設法人様の現在の電気のご利用状況に応じて、今までと変わらない品質
のまま、電気料金を削減する最適なプランを提案しております。この事業が儲かるのかこれから調べたいと思う。元ZOZOの社長もこのプランをやっていたので儲かるビジネスなのではないかなと思う。

②みんなのお薬箱については自分はあまり期待していなかったが、まだ成長の余地があると期待が持てる説明資料だった。新しいトピックスのみんくす電気についても薬局や介護施設、病院などの取引があるところの囲い込みが出来るようになって強いなと。今のユーネクストのユーセンみたいなビジネスモデルみたいだなと思って期待できる。期待以上に将来は明るいなと考えられる。

③基幹システムについて

・売り上げ:前期比11%上昇

・営業利益:前期比-9%下降

新商材の開発費によって営業利益は下降になっているが、スットク売り上げは増えている。

ショット売り上げも多いことから単発的な売り上げ構造になっていて積み上がりが少ない。利益のバラつきが起きやすいビジネスモデルになっているなと思った。

シュアは3.2%とまだまだ拡大の余地は残されていると思う。

新しいトピックス

・調剤過誤(薬剤の取り違え、数量間違い)を未然に防ぐシステム

Cube.i(キューブ・アイ)は、お薬を輪ゴムで留めたまま監査台に乗せるだけで、医薬品と錠数の監査が完了する調剤監査システムレセプトコンピュータから処方情報を取得し、薬品毎に画像と錠数の重さをチェック。薬剤違い、数量違いなどが見付かった場合はエラーが表示され調剤過誤を未然に防ぎます。

③の基幹システムについて思ったことは意外とショット売り上げが多いので毎年積み上がるのもあるがバラつきが多くなるビジネスモデルだなと。スットク粗利もあるが、約半分はショット売り上げである。毎年カルテや新しいトピックスのCube.i(キューブ・アイ)などのシステムを導入したり、開発をしていかないと毎年売り上げ、粗利を超えていくのは難しいと感じた。

④新しい柱の予防医療ビジネスについて

今は3つのビジネスモデルがある。

①くすりの窓口健診サポート

各健診施設との契約・更新から被保険者へのWEB予約環境の提供、未受診者に対する受診勧奨、請求書や健診結果の取りまとめをサポート

②EPARK人間ドック

利用者が受診したコースに対する手数料

③特定保健指導

対象者に対して、弊社加盟薬局の24時間WEB予約サービス検索や対面、電話、メールなどの面談方法を選択できるWEB環境を提供。さらに対象者の抽出から未受診者への受診勧奨、特定保健指導完了までをサポート。

④の予防医療について思ったことは前の記事でも書いたが健康診断ビジネスは市場が大きい。

予約数も5000件から約20000件と4倍近い獲得件数が上昇した。これも法人による契約が大きいと考える。ご予約頂いたユーザーが健康診断または人間ドックを実際に受診した月に計上されます。通常、予約から売上計上までは2~3ヵ月掛かります。よってこの予約件数は第2か3Qに売り上げが上がってくるので上方修正の期待が大である。

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