くすりの窓口(5592)の今後について分析

主力株のくすりの窓口の今後について分析してみた。

主力にした理由と将来の株価について考える。

自分は中長期投資としてくすりの窓口を持っています。

継続的に成長して中長期的に利益を得ていく投資です。

2~3年で2倍はとれる株が理想!!

EPS×PER=株価

この公式が基本として考えていてEPSとPERの両方とも成長していく株を狙っています。

中長期投資する株の条件について

私は中長期投資について株を選ぶ時点での条件があります。

①会社のビジネスモデルについて強みがある。自分が理解できるビジネスモデルをしている。

②売上高、EPSがともに成長している。理想は年20%ずつ成長!!

③PERが競合他社、売上高やEPSを見ても格安か?

④時価総額が500億円以下。

⑤テーマ性がある。

⑥カタリストがある。

⑦チャートがいい。

会社のビジネスモデルについて

薬の窓口は3つのビジネスモデルを持っています。

その3つは「①メディア事業」「②みんなのお薬箱事業」「③基幹システム事業」があります。

①メディア事業

・EPARKくすりの窓口

国内最大級の薬局・ドラッグストア検索サイト。全国の薬局・ドラッグストア情報を様々な条件から検索でき、好きな時間・好きな薬局でお薬が受取れる「処方箋ネット受付」サービスが利用出来る。

・Pharmacy Support

薬局業界の患者リピートに特化した顧客管理システム。予約管理・お薬手帳管理・顧客管理を一元化することで、薬局経営の強力なサポートが出来る。

その他にくすりの窓口のオンライン服薬指導、服薬フォローアップなどがあります。

②みんなのお薬箱事業

・みんなのお薬箱

医薬品の「売る・買う・管理する」を簡単・便利にかなえる医薬品流通サイト。医薬品のデッドストックを抱えている薬局様と、販売・購入を希望される薬局様をマッチングし、不動在庫を効率的に使い、損失軽減、利益向上を図る。

仕入れのサポートを薬局側、医療機関側で行うサービスがある。

③基幹システム事業

・薬局

レセコン、薬歴、監査システムを薬局向けに提供する。

・介護

介護記録システムを提供する。

・病院

規模に合った電子カルテ病院・クリニック向けに提供する。

会社のビジネスモデルについて強みがある。自分が理解できるビジネスモデルをしている。

メディア事業

2024年度の調剤報酬改定により、連携強化加算の要件を満たす為にオンライン服薬指導が備わったリッチプランの獲得が好調であり、処方箋ネット受付数と単価の上昇している。処方せん枚数はまだ1.6%のシュアしかなく、まだまだ伸びる余地がある。EPARKは薬局に処方せんを送信することにより、利益が上がるシステム。このシステムを増やすためには病院のアプローチが重要と考えていて成功すればシュアを伸ばすことが出来ると考えている。光通信系なので営業も強いと思うのでどんどん病院、薬局のシュアを増やすしていくと期待している。

みんなのお薬箱事業

2024年度は仕入れサポートの新規獲得数が減少したが、医薬品卸様との調整が完了しだい、今後のス
トック粗利は増加していく。大手では多数の店舗があるのでそこからデッドスットクを振り分けているので大手薬局ではアプローチは出来ないと予想している。しかし、薬局業界ではパパママ薬局のような単独店舗や少数店舗の経営している薬局があるのでまだまだ余地がある。①、③は将来性抜群だと考えているが、②は早めに頭打ちがあるのではないかと考えている。

基幹システム事業

補助金交付対象である「電子処方箋管理サービス新機能」は、好調に持続している。介護、病院、薬局ではマイナンバーや電子処方せんのDXが進んでいる。国からも補助金を出してDXを推進している。今は、医療関係の大きなDXの流れを感じている。まだまだ頭が固い人は取り入れていないが、この流れは止められないと考えられる。これからは補助金がある内にDXを進めていく医療機関が勝ち残っていくと考えていて補助金ビジネスも伸びていくと考えている。

評価

ビジネスモデル:〇

売上高、EPSがともに成長している。理想は年20%ずつ成長!!

①売上高 ②前年比 

2022年3月  ①6489 ②+42%

2023年3月  ①7420 ②+14.3%

2024年3月  ①8721 ②+17.5%

2025年3月予 ①10500 ②+20.4%

※(百万円)

①EPS ②前年比

2022年3月  ①67.8 

2023年3月  ①42.6 ②-37.1%

2024年3月  ①86.5 ②+203%

2025年3月予 ①93.8 ②+8.4%

考察

売上高は理想の前年比20%を平均でならすと23%で〇。

EPSの伸びは×。しかし、上場したばかりであり、売上高を伸ばしていく期間であると考えるので問題ないと考えています。配当も今年から出すので利益もこれから追及していくフェーズだと考えます。EPSもこれからは伸びていくと判断。

評価

売上高、EPS:〇

PERが競合他社、売上高やEPSを見ても格安か?

くすりの窓口のPER:14.6

競合他社

メドピア(6095) PER:20.6

医師コミュニティサイト運営。医師転職支援、薬剤評価掲示板、健康相談も運営。

評価

売上高:△

EPS:×

メディシス(4350) PER:10.8

医薬品情報仲介で出発、調剤薬局持ち株会社。後発医薬品、開業支援。

評価

売上高:△

EPS:×

PHUHD(6523) PER:11.7

各種ヘルスケア機器・サービスの開発・製造販売。糖尿病ケアに強み。

評価

売上高:△

EPS:×

考察

競合他社と比較すると売上はきれいに伸びていて、EPSも伸びている。

PERは競合他社よりも高めでいいと思うし、EPSの伸びからPERは低いと考える。

評価

PERが低い:〇

時価総額が500億円以下

252億円

考察

500億円以下なのでまだ時価総額の伸びは期待、ビジネスモデルからも時価総額伸びはまだまだと判断。

評価:〇

テーマ性がある

トランプ関税で輸出関連はリスクが伴う。くすりの窓口は内需株なのでトランプリスクを考えるとテーマ性があると考える。

評価:内需株のテーマ性があるので〇

カタリストがある

くすりの窓口は利益が上がり始めて、今年から配当を始めた。EPSの成長から増配、自社株買いがこれからしていくのではないかと考えられる。

評価:〇

チャートがいい

横ばいからの新高値をブレイクしたのでモメンタムがある。

評価:〇

まとめ

中長期投資を行う条件の

①会社のビジネスモデルについて強みがある。自分が理解できるビジネスモデルをしている。

②売上高、EPSがともに成長している。理想は年20%ずつ成長!!

③PERが競合他社、売上高やEPSを見ても格安か?

④時価総額が500億円以下。

⑤テーマ性がある。

⑥カタリストがある。

⑦チャートがいい。

このことから自分の中では評価が〇なので主力株として保有しています。

目標はPER20-30でEPSの成長は20%です。

現在PER14.6倍→20-30倍:30倍として約2倍

EPSは1.2倍成長で3年保有として1.2×1.2×1.2=1.78

2×1.78=3.45

このことから3.45倍は株価が上昇すると考えています。

※個人の考察であり、数字の誤りや見通しが誤っている場合があります。株式投資は自己責任ですので自分で考え投資しましょう。

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