くすりの窓口(5592)下値から2倍になった理由を分析

自分の投資法の2~3年で2倍になる株を狙う。

これを実現するために勉強として2~3年で2倍になった株をスクリーニングして検証していきます。

株のスクリーニングは新高値を取った銘柄から下値から見て2倍になっている株にしています。

今回は、くすりの窓口(5592)が下値から2倍になっていたので分析してみました。

くすりの窓口のビジネスモデル

薬の窓口は3つのビジネスモデルを持っています。

その3つは「①メディア事業」「②みんなのお薬箱事業」「③基幹システム事業」があります。

①メディア事業

・EPARKくすりの窓口

国内最大級の薬局・ドラッグストア検索サイト。全国の薬局・ドラッグストア情報を様々な条件から検索でき、好きな時間・好きな薬局でお薬が受取れる「処方箋ネット受付」サービスが利用出来る。

・Pharmacy Support

薬局業界の患者リピートに特化した顧客管理システム。予約管理・お薬手帳管理・顧客管理を一元化することで、薬局経営の強力なサポートが出来る。

その他にくすりの窓口のオンライン服薬指導、服薬フォローアップなどがあります。

②みんなのお薬箱事業

・みんなのお薬箱

医薬品の「売る・買う・管理する」を簡単・便利にかなえる医薬品流通サイト。医薬品のデッドストックを抱えている薬局様と、販売・購入を希望される薬局様をマッチングし、不動在庫を効率的に使い、損失軽減、利益向上を図る。

仕入れのサポートを薬局側、医療機関側で行うサービスがある。

③基幹システム事業

・薬局

レセコン、薬歴、監査システムを薬局向けに提供する。

・介護

介護記録システムを提供する。

・病院

規模に合った電子カルテ病院・クリニック向けに提供する。

どのように2倍になったか

2024.8.5に1002円を下値をつけた。現在の株価は2208円(2025.5.13)の高値になり下値から2倍になった。

下値の理由

2024.8.14に決算があり、4-6月期(1Q)経常は19%減益で着地した。

2024.8.6は野村証と共同保有者のくすりの窓口株式保有比率は5.09%→5.31%に増加した。これは、証券会社が安いと思い、保有を増やしたと思われる。

このような証券会社やファンドが購入したら注目するも面白いと思う。

2倍になった理由

2024.12.18に今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1.4円増額した。この時に出来高が上がった。しかし、一瞬上げてから株価は戻った。この時期から少しずつ上昇している。

2025.2.14の決算で今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7.23円増額した。この前から少しずつ思惑買いがあり上がった。この発表で約2000円になった。最高益予想と配当も上乗せしたことにより、急に上昇した。そこからは横這いの期間が長い。(2カ月)

トランプ関税から下がったが、内需というテーマで上昇した。ここからまた横這いになった。次の決算でどちらに動くような感じがする。

まとめ

決算が上方修正と配当の上乗せが続いたことにより、2倍になった。

ファンドが買うということは何かキッカケや安いと思って買う可能性がある。すべては当てはまる可能性ではないが、保有割合を増やしたことも注目していくのも面白いと思う。特に買ってから上昇するようなアクティビストなどが入った銘柄を監視銘柄として注目することもいいと思った。

決算が上方修正と配当の増額、テーマが乗ると2倍になると思った。

取り入れるべきことはアクティビストなどの保有割合が上がったら注目し、決算が上方修正、配当増額したものは継続性があるものか検討して買ってみることもいいと思う。

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