くすりの窓口はテンバーガーになるのか分析してみた。

くすりの窓口がテンバーガーになるか分析してみました。

株価=EPS×PERです。

EPSとPERが両方とも上昇することによって10倍が狙えると思います。

EPSとは「1株当たり純利益」を示し、企業がどれだけ効率的に利益を生み出しているかを評価するために用いられます。

→会社のビジネスモデルが素晴らしく、利益が伸びていく企業に投資していく。将来のEPSが伸びを予想して数字を当てはめる。

PERとは成長性が高かったりや株主還元に積極的であれば、高い評価(PER)となりますし、低成長であったり、財務に問題があるような場合は低い評価(PER)となります。

→会社の人気度を表している。平均は15ぐらいだが、業種によって異なるので注意。まだPERが低くく、人気が低い企業が売り上げを伸びしていき人気になる企業に投資していく。

あるべきPERを数値かし、3~5年後のEPSを予想して10倍になるか分析していきたいと思います。

まず伸びていくビジネスモデルなのか?

ビジネスモデル

薬の窓口は3つのビジネスモデルを持っています。

その3つは「①メディア事業」「②みんなのお薬箱事業」「③基幹システム事業」があります。

①メディア事業

・EPARKくすりの窓口

国内最大級の薬局・ドラッグストア検索サイト。全国の薬局・ドラッグストア情報を様々な条件から検索でき、好きな時間・好きな薬局でお薬が受取れる「処方箋ネット受付」サービスが利用出来る。

・Pharmacy Support

薬局業界の患者リピートに特化した顧客管理システム。予約管理・お薬手帳管理・顧客管理を一元化することで、薬局経営の強力なサポートが出来る。

その他にくすりの窓口のオンライン服薬指導、服薬フォローアップなどがあります。

→2024年度の調剤報酬改定により、連携強化加算の要件を満たす為にオンライン服薬指導が備わったリッチプランの獲得が好調であり、処方箋ネット受付数と単価の上昇している。処方せん枚数はまだ1.6%のシュアしかなく、まだまだ伸びる余地がある。EPARKは薬局に処方せんを送信することにより、利益が上がるシステム。このシステムを増やすためには病院のアプローチが重要と考えていて成功すればシュアを伸ばすことが出来ると考えている。光通信系なので営業も強いと思うのでどんどん病院、薬局のシュアを増やすしていくと期待している。

②みんなのお薬箱事業

・みんなのお薬箱

医薬品の「売る・買う・管理する」を簡単・便利にかなえる医薬品流通サイト。医薬品のデッドストックを抱えている薬局様と、販売・購入を希望される薬局様をマッチングし、不動在庫を効率的に使い、損失軽減、利益向上を図る。

仕入れのサポートを薬局側、医療機関側で行うサービスがある。

→2024年度は仕入れサポートの新規獲得数が減少したが、医薬品卸様との調整が完了しだい、今後のス
トック粗利は増加していく。大手では多数の店舗があるのでそこからデッドスットクを振り分けているので大手薬局ではアプローチは出来ないと予想している。しかし、薬局業界ではパパママ薬局のような単独店舗や少数店舗の経営している薬局があるのでまだまだ余地がある。①、③は将来性抜群だと考えているが、②は早めに頭打ちがあるのではないかと考えている。

③基幹システム事業

・薬局

レセコン、薬歴、監査システムを薬局向けに提供する。

・介護

介護記録システムを提供する。

・病院

規模に合った電子カルテ病院・クリニック向けに提供する。

→補助金交付対象である「電子処方箋管理サービス新機能」は、好調に持続している。介護、病院、薬局ではマイナンバーや電子処方せんのDXが進んでいる。国からも補助金を出してDXを推進している。今は、医療関係の大きなDXの流れを感じている。まだまだ頭が固い人は取り入れていないが、この流れは止められないと考えられる。これからは補助金がある内にDXを進めていく医療機関が勝ち残っていくと考えていて補助金ビジネスも伸びていくと考えている。

ビジネスモデル(

これからも伸びていくビジネスモデルだとわかる。

このビジネスモデルが崩れない限り利益が伸びていくことが考察できるのでEPSはのびていくことが予想できる。

それではEPSは年どれくらい伸びそうなのか考えてみる。

EPSの伸び率

会社の中期経営計画で2030年計画だと営業利益5000百万円。2025年決算は1953百万円です。

5年には2.5倍になる予想である。EPSも5年には2.5倍予想で問題ないと考察できる。

実際にはこの経過はうまくいくのか予想してみる。

過去5年の営業利益の成長率は42%。2030年計画は年成長率が21%で達成できるので5年後には2.5倍は可能だと考えることが出来る。

5年平均の40%ぐらいの成長が可能なら5年後はEPSの成長は5倍になる。

次にPERについて考えていきたい。

PERについて

現在の予想PER12.2です。

情報・通信業の銘柄になるが、平均は36.6。中央値は16.74とどちらにしても低い位置にいる。

EPSの成長率が20%伸びていく予想だと低くても20~25だと考える。

もし40%の成長が持続できれば、情報・通信業の平均36.6よりも多い40はいけるのでないかと考察出来る。

ビジネスモデルはこれからも伸びていくので最低でも20~25までは買われると推測できる。

まとめ

5年後にテンバーガーするか予想すると

5年後のEPS成長は2.5倍、見通しがいいと5倍が狙えると思われる。

PERは最低でも20~25。大きく成長できれば40いけると考える。

現在PER12.2なので最低でも2倍。良くて4倍はいけるのではないかと考えています。

よって

EPS×PER株価

このまま事業が平均的に成長すると予想すると

2.5倍×2倍5倍

事業の見通しが明るく成長すると予想すると

5倍×4倍20倍

と考えられることがわかる。

結論はテンバーガーになる可能性は十分にあると思います。

このまま事業が成長したら5倍。見通しが良ければ20倍の可能性を秘めていると思います。

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