主力株のくすりの窓口が決算あったので分析してみました。
今日の値動き
市場が始まった時は2100円ぐらいになって決算が出る前に利益確定なのかすごく下がった。
12:00に決算が発表された。
一時期2500円まで上がったがそこから下がって2294円の+3.89%になった。まずまずの結果だが、まだまだ予想PER11.5なのでまだ上がる余地はある。
出来高を伴った大きい上ヒゲ陽線だった。
チャート的には最後に売り方に押されて下がっているのでこれから上がるのは重い。
決算の結果について
売上高は11,199,409千円となり、前連結会計年度に比べて2,477,949千円(前年同期比28.4%増)増加、営業利益は1,953,959千円となり、前連結会計年度に比べて583,953千円(同42.6%増)増加、経常利益は1,940,097千円となり、前連結会計年度に比べて614,217千円(同46.3%増)増加しております。また、親会社株主に帰属する当期純利益は2,034,965千円となり、前連結会計年度に比べて1,164,044千円(同133.7%増)増加した。
簡潔にすると
売上高:28.4%増
EPS:184円 2.1倍
売上高と段階利益は期初の計画から大きく良化しており、最終的な一株当たり配当金は27円となります。
事業ごとにみてみると
メディア事業:44億円 +44%
2024年度調剤報酬改定の加算要件を満たす服薬指導が
備わったリッチプランのアップセルは、好調を持続。
処方箋ネット受付数と単価の増加が業績に貢献。
処方箋のシュアも少ないのでまだまだ伸びる余地がある。
みんなのお薬箱事業:31.2億円 -11%
一部の医薬品卸様との調整が新規獲得に影響し、売上
が大幅に減少するも、ストック粗利は増益。
大手の引き合いが多くなっているとのことで売り上げが上がると。しかし、大手は自前で在庫の振替をやっていく可能性もあるので頭打ちになってきたのではないかと思う。仕入れサポートサービスは自前でやることになったので流動負債が少なくなった。利益率は上がっていくのではないかと思う。
基幹システム事業:35.5億円 +65%
補助金給付対象の電子処方箋管理サービスの新機能に
対する需要が旺盛のため、ストック粗利は増益。
基幹システム事業は医療機関のDX化が進むにつれ伸びていく余地がある。
未病予防事業については、2026年3月期より第4の柱事業となる
新しい事業が始まったのでこれが伸び始めたら見直しが入り株価の上昇も期待できる。
まとめ
売り上げ、EPSともに上昇していて決算は良好だった。
配当も増配しているので株主に対しても向き合っている印象がある。
決算の資料も見やすく、IRも頻繁に上げていて株価意識もしている。
第4の事業柱が達成できれば、株の見直しが入り上昇していくと考える。
全体的にまだまだ成長の余地があると考える。
※個人の考察であり、数字の誤りや見通しが誤っている場合があります。株式投資は自己責任ですので自分で考え投資しましょう。
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